光達距離
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 07:49 UTC 版)
光達距離(こうたつきょり)とは、灯台の光が届く距離のこと。単位は海里で表され、以下の3種類がある。
- 光学的光達距離(こうがくてきこうたつきょり) :光源光度、視程、限界可視照度から算出される。視程を18ないし23海里(透過率0.85)、実効光度(限界可視照度)を2×10-7ルクスとする。最も条件が良いとき(例えば月明かりや霞が無く波が穏やかな快晴の夜)などに灯台の光が到達可能とされる距離である。
- 名目的光達距離(めいもくてきこうたつきょり):同じく光源光度、視程、限界可視照度から算出されるが、視程を10海里(透過率0.74)、実効光度は同じく2×10-7ルクスとしている。晴天の暗夜に灯台の光がおよそ実用的に目視できる距離である。従来は、光源を不動光として計算されていたが、
- 上記の2.を国際基準に合わせる為に、平成14年4月1日以降は、光源をリズム光(点滅する)として計算したものを使用しており、これを「実効光度を用いた名目的光達距離」と呼んでいる。
- 地理的光達距離(ちりてきこうたつきょり):灯台の光が水平線に隠れない距離で、眼高と灯高のみから算出される。眼高をhm, 灯高をHmとすると
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