超速▲3七銀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 09:40 UTC 版)
△持駒 なし ▲持駒 なし第5図 超速▲3七銀(15手目▲4六銀まで) 詳細は「超速3七銀」を参照 2010年度、プロの間で、後手ゴキゲン中飛車に対する先手の対応策として「超速▲3七銀」と呼ばれる戦法が流行し始めた。命名者は勝又清和で、1号局は2009年12月の朝日杯将棋オープン戦の▲深浦康市王位-△佐藤和俊五段戦(肩書は当時)。開発したのは、当時奨励会三段の星野良生であり、星野は第38回(2010年度)将棋大賞の升田幸三賞を受賞した。 第1図から▲4八銀△5五歩▲6八玉△3三角▲3六歩△6二玉▲3七銀△7二玉と進み、次に▲4六銀と出て速攻を狙うのが基本形(第5図)。 ここで後手の応手として、△3二銀、△4二銀、△3二金などがある。また△4四歩と突き、△4五歩から先手の右銀を引き込んで捌く菅井流も有力である。
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