赤道記念碑とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 赤道記念碑の意味・解説 

せきどう‐きねんひ〔セキダウ‐〕【赤道記念碑】

読み方:せきどうきねんひ

La Mitad del Mundoエクアドル首都キト郊外にある、赤道を示す記念碑。高さ約30メートルの塔で、実際赤道からは約300メートル離れている。付近に博物館があり、アマゾンの自然や暮らしのほか、赤道直下におけるさまざまな実験について展示している。


赤道記念碑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 15:39 UTC 版)

赤道記念碑(せきどうきねんひ、英語名:Equator Monument インドネシア語名:Tugu Khatulistiwa)は、インドネシア共和国西カリマンタン州ポンティアナック市赤道通りに建立されている。

沿革

1928年、オランダの地理学者赤道測量のためこの地を訪れ、最初の記念碑が1928年3月31日カプアス川北岸を東西に走る道路脇の北側に建立された。1本の柱の上に赤道方向を向いた矢が取り付けられたものであった。 その後、1930年に円と矢を組み合わせたものが取り付けられ完成した。 1938年、建築家SI LABANによって4本の柱上に2つの円と矢を組み合わせた記念碑が再建され、現在の記念碑の建物内に現存する。

1990年、記念碑を保護するためにドーム型の建物が建設され、1990年9月21日に公式にオープンした。この建物建設にあたり、東西に走る道路は、記念碑の北側を迂回するように付け替えられている。

構造

1938年建立の記念碑(ドーム型の建物内に現存)

4本の角柱の上に、2つの円と赤道方向を向いた矢のオブジェが搭載されている。東西方向の円には、建設当時、当地はオランダ領東インド領内であったため、オランダ語で赤道の「Evenaar」、南北方向の円には「109°200″OLYGR」が刻まれている。

  • 前柱の高さ:3.05m
  • 後柱の高さ:4.40m
  • 柱の太さ:0.30m

1990年建立の記念碑

ドーム型の建物の上に、1938年建立の記念碑を大きくしたものが建てられている。建物の四方がガラス張りになっており、春分秋分には、太陽がこの窓からドーム内の床を照らす仕組みになっている。建物の中には、1938年建立の記念碑が現存する。 なお、夜間は、ドーム型の建物の頂点(円と矢のオブジェ)に組み込まれた照明がオブジェを照らし出す。

  • 前柱の高さ:15.25m
  • 後柱の高さ:22.00m
  • 柱の太さ:1.50m
  • 矢の長さ:10.75m

観覧

記念碑の敷地

  • フェンスで囲われていて門も付いているが、24時間立ち入れるようである。

記念碑の建物

  • 毎日:8:00~16:30
    • ただし、金曜日の11:30~13:00は閉館
  • 入場料:無料

土産物

  • 記念碑の敷地内に土産物店が1軒ある。
  • 記念碑の建物内でも記念碑の模型を販売している。

関連項目

ギャラリー



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「赤道記念碑」の関連用語

赤道記念碑のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



赤道記念碑のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの赤道記念碑 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS