カプアス川とは? わかりやすく解説

カプアス川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/31 01:56 UTC 版)

カプアス川
テンプレートを表示

カプアス川(インドネシア語、Sungai Kapuas)は、ボルネオ島西部を概ね東から西へと流れて南シナ海へと注ぐ、ボルネオ島内最長の河川である。全長約1,143 kmで、島を流れる川としては世界最長である。

流域

カプアス川はインドネシア最長の河川であり、ボルネオ島西部の主要な河川である。カプアス川の流域は、その全域がインドネシアの西カリマンタン州に属している。

同州北東端部、マレーシアのサラワク州との境界近くのカプアス・フル県(英語版)の山地に端を発し、西へ流れる。ポンティアナックの南およそ20kmの場所で南シナ海に注ぐ。上中流域にはブトゥン・クリフン国立公園(英語版)およびセンタルム湖国立公園(英語版)があり、2018年にユネスコの生物圏保護区に指定された[1]。特にラムサール条約登録地でもあるセンタルム湖(英語版)地域は湿地と淡水湖および時に浸水する森林からなる広大な保護区であり、テングザルの最も大きな内陸個体群の生息地である[2]。なお、この川の中流域のごく限られた地域には、肺を持たないカエルである Barbourula kalimantanensis が生息していることで知られている[3]。

川の大部分は船の航行が可能であり、西カリマンタン州の重要な交通路となっている。島の奥地からの材木の輸送や[4]、流域の集落への往来に使用されている。河口から約400km上流のサンガウ近くに橋がかかっている。

カプアス川の河口付近には、西カリマンタン州の州都であるポンティアナックが形成されており、ここには同州内有数の港も整備されている。

出典

  1. ^ “Betung Kerihun Danau Sentarum Kapuas Hulu Biosphere Reserve, Indonesia” (英語). UNESCO (2018年10月). 2023年2月7日閲覧。
  2. ^ “Danau Sentarum Wildlife reserve | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1997年1月1日). 2023年4月22日閲覧。
  3. ^ Barbourula kalimantanensis
  4. ^ 『インドネシア共和国西カリマンタン州におけるパルプ用材植林適地調査報告主』 (8-2、10-2を参照のこと) 日本製紙連合会(2007年3月)

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カプアス川」の関連用語

カプアス川のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カプアス川のページの著作権

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカプアス川 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS