赤外超解像顕微分光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 09:10 UTC 版)
赤外光と可視光を用いた2波長二重共鳴分光法の一つである過渡蛍光検出赤外分光法をレーザー走査型顕微鏡へ適用した手法で最初に赤外線レーザー光を照射することで特定の分子のみ赤外励起して次に可視レーザー光の照射により選択的に電子励起することで生じるS1状態からの蛍光(過渡蛍光)を検出する分光法。赤外吸収は紫外・可視吸収に比べて2桁から3桁も吸収係数が小さいので、微小空間での赤外吸収を測定する赤外顕微分光法では桁違いの高感度化が不可欠になる。
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