貨物列車の増発・効率化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 03:18 UTC 版)
「1950年10月1日国鉄ダイヤ改正」の記事における「貨物列車の増発・効率化」の解説
朝鮮戦争の開始と激化に伴うRTOの軍需輸送増強指令に対応するため、国鉄はこのダイヤ改正で貨物列車の増発と貨車の運用効率向上に取り組んだ。その結果、同年11月の鉄道貨物輸送量は対前年比で5%増を達成した。しかし、その後の国鉄は滞貨の増加に苦しみ、その後も続く内航海運や自動車への貨物輸送転移が起こった。また、インフレによる経費増加に運賃改定が追い付かず、1954年度には国鉄経営は巨額の赤字を出した。
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