議決手続き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 02:06 UTC 版)
本会議での採決では点呼投票(Roll call vote)が用いられる。名前を呼び出された際に賛否を表明するのが建前だが、点呼時に回答しなくても、最低15分間設けられる投票時間内であれば投票することができる。点呼中は議員同士が立ち話で交渉事を行う姿が見られる。 この他、議事手続省略に必要な全会一致決議のために発声投票(英語版)が頻用される。 発言権利を得た議員がフィリバスターを宣言すると議事が止まる(宣言すれば実際に演説しなくてもよい)。フィリバスターを覆すには投票数の3/5(1975年以前は2/3)の賛成による決議が必要であるため、過半数が可決要件の議案であっても確実に可決するためには在籍議員数の3/5が必要となる。
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