謎の襲撃者編(9巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:22 UTC 版)
吸血鬼の世界から戻ったギドとアシャフが束の間の休息を得ている頃、聖騎士団の重要拠点とされる城に超大型のハリケーンが近づいていた。魔障を伴う嵐の接近に対し、聖教会は、クーガ達騎士長のみならず、魔術士の最高位である導師までをも招集して警戒に当たっていた。嵐が吹き荒れる中、城の上空に謎の一団が姿を現す。その一団は、魔女を3人も擁しており、この嵐自体もそのうちの一人「巨大なる魔女」によるものだった。襲撃を開始する魔女の一団とそれを迎え撃つ聖騎士団との間で大合戦が始まる。一方、魔響教団のファノーラとヘルガも聖騎士の援軍として参戦。熾烈な魔術戦が繰り広げられる中、襲撃者の一人が城の結界を解術し城内に侵入。その者が向かった先は、この城にある禁具の保管庫だった。保管庫を守っていたキース騎士長は倒され、禁具をごっそり奪われそうになるが、ファノーラの死霊騎士がそれを阻止する。そこに突如アンジェラが現れる。アンジェラとファノーラが話していると、アンジェラが足止めしていた導師が城に到着。導師はアンジェラ達を攻撃しつつ、竜の片腕を召喚して辺り一体を薙ぎ払い襲撃者達を退けた。
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