調査報告の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 15:37 UTC 版)
「感染症サーベイランス」の記事における「調査報告の種類」の解説
情報収集した後は、保健所、感染症情報センター、地方衛生研究所や検疫所などのネットワークにより情報を解析した後、公表しなければならない。ここでは公表方法の種類について解説する。 IDWR(infectious disease weekly report)、感染症発生動向調査 週報 感染症新法に基づき、感染症新法に指定された疾患の集計を行う。全数把握と定点把握がある。 IASR(infectious agents surveillance report)、病原微生物検出情報 月報 検疫所・地方衛生研究所にて最新の病原体検出の集計を行う。 NESVPD(National Epidemiological Surveillance of Vaccine-Preventable Diseases)、感染症流行予測調査 地方衛生研究所にて集団免疫の現況把握の調査を行い、予防接種事業の効果的な運用と疾病の流行を長期的に予測することを目的としている。
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