調度品と美術品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 05:47 UTC 版)
17世紀のエリザベス朝家具のコレクションを含む多くの広間は一般公開されている。家具の中には、3階建てベッド、銀製調度品(燭台、鏡、鏡台など)、傑出したタペストリーやテキスタイル、そして有名なノール・セティー(ノール・ソファ)のオリジナルがある。 美術品のコレクションにはアンソニー・ヴァン・ダイク、トマス・ゲインズバラ、ピーター・レリー、ゴドフリー・ネラー、 ジョシュア・レイノルズらによる肖像画や、ラファエロのカルトンのコピーがある。また、非常に繊細なイタリア風階段室や、グレート・チャンバーの鮮やかに曲線を描く暖炉の棚飾りといったイギリス・ルネサンスの遺品も残っている。 17世紀はじめに職人技術の進歩により吹き抜けとなった木造階段室ができるようになると、1605年から1608年にかけて建設された主階段の手すり子の頂部装飾にはサックヴィル家の紋章の盾を前足に持った「サックヴィル・レオパード」があしらわれた。 ノールのプライベート・チャペルには、イギリスで最も古い演奏可能なオルガンがある。
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