語学の達人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 05:26 UTC 版)
漢文に秀でていて、若い頃は古典漢文の典範である『文選』を原書で通読したこともあったという。その他、ドイツ語は高校時代から好きで、特に武蔵高等学校で哲学者・思想家鹿子木員信の妻コルネリアに教わり、その後も親交が続いた。そのおかげか、ドイツ語のレベルは大学ドイツ語教授が感心するレベルであった。フランス語は学生時代にアテネ・フランセ(Athénée Français)に通って習得した。ラテン語も普通に読めたほか、ロシア語も少し話した。ドイツが好きで留学もドイツを選び、ヨーロッパ中を旅したが、米国には生涯一度しか訪ねていない。英語は苦手という話であったが、訪米の際にも見事な発音の英語の司会ぶりで周囲が驚いたほどである。有馬朗人氏をして「茂吉好きな博覧強記の人」と言わしめた所以である。
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