設計・使用方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 06:50 UTC 版)
「運動エネルギー回生システム」の記事における「設計・使用方法」の解説
ERSには従来のKERSボタンに相当するものが装備されないので、ECUに書き込まれた制御プログラムに従い、走行中常に機能し続けることとなる。制御プログラムの設定には自由度が認められており、ドライバーは走行状況に応じて「パワー優先モード」「回生優先モード」などをステアリング上のつまみで選択する。 具体的なERSの働き方についてはホンダの解説サイトを参照。 減速時はMGU-Kで運動エネルギー回生を行い、バッテリーに充電する。 コーナー立上り区間ではバッテリーに充電しておいた電力をMGU-Kへ放出し、エンジン出力をアシストする。さらにMGU-Hを利用してコンプレッサーを回転させ、ターボラグを解消する。 全開加速中はMGU-Hで発電した電力を直接MGU-Kに送ってエンジン出力をアシストするか、もしくはバッテリーに充電する。
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