訓練での誤射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:01 UTC 版)
軍事訓練の際に、誤って仮想敵機として飛行していたり、標的を曳航していたりした航空機を誤射し撃墜する場合である。 このような事例は滅多に発生していないが、1995年11月22日に日本海沖訓練空域でACM訓練中の航空自衛隊小松基地第303飛行隊所属のF-15Jが、誤って敵役のF-15Jに向けてAIM-9 サイドワインダーミサイルを誤射してしまい、敵役のF-15Jが誤撃墜される事故が発生した。これは、自衛隊が初めて撃墜した有人航空機、かつ、全F-15で唯一空対空戦闘で撃墜された記録でもある。 翌年1996年6月4日には、リムパック96に派遣されていた護衛艦「ゆうぎり」が、アメリカ海軍の標的曳航機A-6 イントルーダーをCIWSで撃墜する事故が発生している。 上記の2つの事故では乗員は無事救助されている。
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