訓練空域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:44 UTC 版)
ブルーインパルスの訓練は、以下の場所で行なわれる。 飛行場訓練(フィールドアクロ) 実際の航空祭と同様の条件で基地上空で行う。高い訓練効果が得られる が、訓練中は基地周辺の管制圏を30分以上占有する ため、その間は他の航空機の離着陸が出来なくなってしまう。このため、飛行場訓練が行なわれるのは1週間に3回程度である。 金華アクロ訓練 金華山沖の空域を使用する訓練である。ここはブルーインパルス専用の訓練空域で、同じ第4航空団に所属する第21飛行隊が使用することはない。しかし、この空域では夏に海霧が発生しやすいため、2000年(平成12年)の事故以降、あらかじめ天候偵察用の機体を使用して気象状況などの安全を確認したうえで、訓練機を飛ばすようにしている。また、新課目の開発についてもこの空域が使用される。
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