解析用特性要因図(原因の探索目的)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 19:03 UTC 版)
「品質管理」の記事における「解析用特性要因図(原因の探索目的)」の解説
現に発生したトラブルの現場データ(特徴)を収集し、データから推定した要因を列挙して対策を講じる。この場合、原因を明確にしてから対策を講じる場合と、疑わしいものに逐次対策を講じてゆく場合がある。
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解析用特性要因図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/15 21:54 UTC 版)
既に発生したトラブルの現場データ(特徴)を収集し、データからボトムアップ(帰納的)に要因を推定し、列挙して対策を講じる。次の二つの型がある。 原因確定型 - 原因を明確にしてから対策を講じる。 対策先行型 - 疑わしいものに対策を講じていく。 逐次対策を講じていく中で効果が出れば、その要因が原因であったことが検証される。 対策先行型には2種類のアプローチがある: 溜込み型 原因の候補である要因を特性要因図に溜め込んだ後で、検証方法を検討する。疑わしい要因が多数あって、実験計画法で影響力を検証する要因、対策を講じて効果を検証する要因など、取扱いを分けることが多い。 逐次実施型 疑わしい要因を発見し次第に対策を講じる。一つの要因でも対策を講じて結果を見れば、効果があってもなくても、そのことがデータ(ヒント)になって真の原因を推定しやすくなる。したがって、QCサークルで最も多用されるが、この型のQCストーリーが欠落していて適切に指導されないので、虚偽発表の一因となっている。
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