観光用車両への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:22 UTC 版)
「叡山電鉄700系電車」の記事における「観光用車両への改造」の解説
京阪グループの経営戦略のひとつに位置付けられた比叡山・琵琶湖を周遊する観光ルートの活性化の一環として、新たな観光用車両が叡山本線に導入することが構想された。当初はパノラマ車両とすることも検討されたが、すでに900系「きらら」があることから、特徴ある別のコンセプトとして、比叡山、鞍馬山のもつ神秘的なイメージが楕円をモチーフした意匠で内外装に再現された。導入から30年が経過し、改修の時期に達している700系のうち732号車を、これに乗ってみたいという魅力あるコンテンツづくりの一環として改造、デザインはGKデザイン総研広島、工事は川崎重工業が担当、「ひえい」の愛称がつけられた。2018年度グッドデザイン賞、2019年(令和元年)鉄道友の会「ローレル賞」を受賞した。
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