観光用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 03:04 UTC 版)
市内観光用として、ライプツィヒ市電にはT4D・B4D形を改造した2種類の観光列車が導入された。 Offener Leipziger- ライプツィヒ市電電化開業100周年を記念し、1996年にT4D形1両の車体の大部分を改造し、窓が無い開放式の客席とした車両。集電装置がある箇所などを除き屋根も透明な素材を用いて新規に製造された。形式は33o形(1600)に変更されている。2001年にはT4D-M形に準拠した機器の改造を受け、2017年にはドレスデン市電への貸し出しも実施された。 Gläsernen Leipziger - それまで市内観光用に使用されていたゴータカー(1332)に代わる車両として2001年に登場した車両。T4D-M形(電動車)が2両、B4D-M形(付随車)が1両づつ改造され、中央扉が撤去された他窓は天井まで伸びるパノラマ構造となった。形式名はそれぞれ33g形(Typ 33g)(電動車、1700,1800)、65g形(Typ 65g)(付随車、700)に改められた。"Offener Leipziger"と共に休日に運行されるツアー列車に使用されたが、1800の屋根の破損が報告された事により、他の2両と共に2019年5月14日に行われたさよなら運転を最後に引退した。
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