西洋の類話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:47 UTC 版)
アイルランドの類話に「ノックグラフトンの伝説」があるが、ここでは「月曜日、火曜日、」という囃子に水曜日を付け加え小人たちに喜ばれたたラズモアは背瘤を除去してもらい、同じくあやかろうとしたジャック・マドンは木曜日を余計に足して怒りを買い、元の瘤の上に二つ目の瘤を植えつけられ、それがもとで死んでしまう。 またグリム童話に収載される「小人の贈り物」も類話であり、そこでは一人目の翁(または職人)に瘤がない。 西アジア・北アフリカのイスラム圏では、公衆浴場で悪魔が宴会をしていて、瘤を取られる話がある(二回目は葬式をしていて、ふざけた踊りに悪魔が怒り出す)[要出典]。 日本の話型は、AT503A「天狗の贈り物」に細分類されているが、世界の類話はAT503「小人の贈り物」に属している。
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