補陀寺 (気仙沼市)とは? わかりやすく解説

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補陀寺 (気仙沼市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 11:08 UTC 版)

補陀寺


六角堂 (2018年11月)

所在地 宮城県気仙沼市古町2-2-51
位置 北緯38度54分40.7秒 東経141度33分34.9秒 / 北緯38.911306度 東経141.559694度 / 38.911306; 141.559694座標: 北緯38度54分40.7秒 東経141度33分34.9秒 / 北緯38.911306度 東経141.559694度 / 38.911306; 141.559694
山号 白樺山
宗派 曹洞宗
本尊 如意輪観音
創建年 (伝) 寛平2年(890年
札所等 奥州三十三観音第30番札所
文化財 六角堂(県指定有形文化財)
モミ(市指定天然記念物)
法人番号 7370505000162
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補陀寺(ほだじ)は、宮城県気仙沼市にある曹洞宗の寺院。山号は白樺山。本尊如意輪観音で、奥州三十三観音霊場第30番札所である。

歴史

寺伝によると寛平2年(890年)、補陀落寺と号し天台宗の寺として開創した。「名取の老女」として知られる「旭」が新たに三十三観音霊場を設定し、平安時代後期の保安4年(1123年)に30番札所となったとされる。江戸時代中期の宝暦11年(1761年)、当寺の智膏和尚を初めとした7人の僧侶により三十三観音霊場の再興が記念、六角堂が発願された[1]

指定文化財

六角堂

宝暦12年(1762年)建築、享和2年(1802年)修理。平面が6角形であることが名の由来であり、一辺の長さ2.69m、高さ8.26m。屋根は六角錐体、赤瓦葺(元こけら葺)、内外部朱塗で板天井に墨絵が描かれている。堂内の須弥壇上に入母屋造で、千鳥破風、軒唐破風をつけたこけら葺の家形厨子がある。施工は気仙沼大工の瀬左衛門とされる。宮城県から有形文化財に指定されている。

モミ

樹齢約500年とされる巨木で、気仙沼市から天然記念物に指定されている。

脚注

  1. ^ 現地説明看板、気仙沼市教育委員会

関連項目

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