被害に遭った場合の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 18:04 UTC 版)
「チケット詐欺」の記事における「被害に遭った場合の対応」の解説
被害に遭ったと自覚した場合、すぐに警察に被害届けを出すべきである。 この手の詐欺に対する警察側の対応は総じて鈍い。理由としては以下が挙げられる。 1人あたりの被害金額が少ない(チケット詐欺の特徴でもある) 証拠が揃い辛い(これは、インターネットを通じた詐欺全体の傾向でもある) 詐欺という犯罪自体の捜査優先度が低い(窃盗よりも下である) 金銭を現金書留で送付したり、口座に振り込んだ時点では詐欺が成立していない 民事不介入を理由に被害届が受理されない場合があるこの時点では、単に詐欺師側に「チケットの債務」が発生しただけに過ぎない。イベントの公演日を過ぎないと、詐欺が成立することは基本的に無い。 しかし通報しないよりはした方が後々のためにもベターな事は言うまでもなく、また多くの被害者(目安として10人以上)が発生した場合は警察側も捜査優先度を上げざるを得なくなるため、被害に遭った場合の対策としては以下のものが挙げられる。 警察だけでなく、「犯行現場」となった掲示板の管理者にも報告する。 被害者が単数となるケースはまず無いので、他にも同様の被害者が居るかどうかを確認する。 被害者が複数居る事を確認できたら、メーリングリストやパスワード制の掲示板などで被害者同士の連携を図る。但し、詐欺師本人が被害者を装うケースもあるので、連携を図る際には注意を要する。 詐欺師側とやりとりしたメールは絶対に破棄しない。
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