表装技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 20:26 UTC 版)
水彩画・水墨画・書など掛軸や額装において、裏側にさらに紙や布などを張り、水分と乾燥による起伏をなくしたり丈夫にすること。 書を掛軸にする場合などで行われる工程のひとつ。本紙(書画が書かれた紙)より大きめの湿らせた和紙に本紙を重ね、霧吹きや刷毛でシワを取り除き、別の裏打ち用の和紙にのりを塗り裏返した本紙に重ねて貼り付け、最初の和紙を取り除く一連の作業を指す。 小学校の書道などで児童の作品を裏打ちする場合は、簡易的な市販の裏打専用紙が用いられ、霧吹きで半紙を湿らせてアイロンで貼り付ける。
※この「表装技術」の解説は、「裏打ち」の解説の一部です。
「表装技術」を含む「裏打ち」の記事については、「裏打ち」の概要を参照ください。
- 表装技術のページへのリンク