行政発注路線の除雪目標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 23:35 UTC 版)
近年、各自治体では除雪目標の考え方が変わってきている。 第1種除雪昼夜2車線以上の確保を原則とする。主要幹線(バス路線や通学路)を説明する。基本的に交通量の多い昼間は通行に著しく支障をきたす場合を除き、夜間に除雪を行う。運搬排雪も同じである。 第2種除雪昼間2車線(5.5m)以上の確保を原則する。準幹線を説明する。夜間は除雪しないが近年、各自治体は、交通量が多い場合や登下校する学生、ゴミ回収の有料化に伴い戸別回収に変わった地域が多いことや、郵便や宅配便業務に支障が出たり、家の前に車を出す場合もあることから、昼間の除雪より、夜間に除雪が行われる。異常降雪時は極力1車線以上の確保を図る。 第3種除雪最低でも1車線確保を原則とし、夜間は除雪しない。住宅地の路線を示す。近年、各自治体は、登下校する学生やゴミの有料化に伴い、戸別回収に変わった地域が多いことや、郵便や宅配便業務に支障が出たり、家の前に車を出す場合もあることから、昼間の除雪より、夜間に除雪が行われる。状況によっては車が通行できる最低限の幅員(約3m)を確保する。異常降雪時には緊急のライフライン(救急車や消防など)がマヒするのを防ぐために昼間に除雪を行う場合もあり、一時通行止めもやむを得ないものとする。 行政発注路線の出動基準としては、新雪除雪では従来降雪10cmを基準としていたが、財政難で10cmの降雪があり、今後とも雪が降り出す恐れがある場合に出動するや15cmの降雪をめどに出動する場合が多い。
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