蝋燭消し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:38 UTC 版)
蝋燭消しには釣鐘型とはさみ・ピンセット型がある。前者は炎の上から被せて酸欠により消火する。後者(金属製切手用ピンセットでも代用可能)は芯を挟んで温度を奪い蝋の気化を止めることで消火するので、蝋の煙による臭気や室内の汚れを低減でき、また、芯に蝋が残り再着火し安いので、点火・消火を繰り返す場合に向いている。ちなみに仏壇に供える蝋燭では、息を吹きつける行為は無作法とみなされるため、手で扇いで消したり、蝋燭消しが積極的に使われる。僧侶などでは指でつまんで消す者もいるが、これは熟練を要し火傷の危険もあるため、一般には余り行われない。
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