藤木清子とは?

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藤木清子

藤木清子の俳句

水平線まるし瑞々しきいのち
浅春の体操教師の歯がしろい
深秋の悟りきれない旅をする
灯を消して孤独の孤独たのしきかな
病人も医師もしづかに聖戦下
病癒えぬ五月の山と平行に
短日の人妻の素足なまなまし
短日の喪装のひとのうつくしき
編隊機轟々と少女健啖なり
肉親の縁うすく一葉ものものし
落葉ふりひとあやまちを繰りかへす
蒼穹に心触れつつすだれ吊る
蓼ほそくのびて台風圏に入る
虫の音にまみれて脳が落ちてゐる
虫啼けり太く短く生きたしと思ふ
針葉のひかり鋭くソーダ水
長き夜の刀の鍔の素朴なる
陸橋に雲うつくしく旅了る
麦の穂や海の深浅あきらかに
麻雀に過去も未来もなきおのれ
黙祷のしづけさ空にとりまかれ
 

藤木清子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/12 01:15 UTC 版)

藤木 清子(ふじき きよこ、生没年不詳)は、俳人。1933年、後藤夜半主宰の「蘆火」に水南女(みなじょ)の号で投句、「蘆火」終刊後「天の川」「京大俳句」等に投句。1935年、日野草城の「旗艦」創刊より参加。1936年9月より清子の俳号を用いる。「ひとりゐて刃物のごとき昼とおもふ」「しろい晝しろい手紙がこつんと来ぬ」「戦死せり三十二枚の歯をそろへ」などの作があり、数少ない女性の新興俳人の一人であったが、1940年を最後に句の発表を止め、以後消息不明となった。再婚の際、俳句を止めることが条件であったためという。2012年、宇多喜代子の編集により全句集『ひとときの光芒』が沖積社から刊行されている。




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