藪嗣良
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藪 嗣良(やぶ つぐよし、文禄2年(1593年) - 承応2年(1653年))は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての公卿。法名は宗春。
四辻公遠の五男。戦国時代に一時断絶した高倉家(藪家)を再興した。
官歴
- 慶長5年(1600年):侍従
- 慶長9年(1604年):従五位上
- 慶長18年(1613年):正五位下、左少将
- 元和元年(1615年):従四位下
- 元和3年(1617年):左中将
- 元和5年(1619年):従四位上
- 元和9年(1623年):正四位下
- 寛永5年(1628年):従三位
- 寛永12年(1635年):正三位
- 寛永14年(1637年):参議
- 寛永16年(1639年):右兵衛督、権中納言、踏歌節会外弁、従二位
- 寛永19年(1642年):権大納言
- 正保2年(1645年):正二位
- 正保3年(1646年):神宮伝奏
- 正保4年(1647年):出家のため致仕
系譜
関連項目
出典
- 坂本武雄『公卿辞典』七丈書院、1944年。
- 黒板勝美『公卿補任』吉川弘文館、2000年。
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