蔵前仁一とは? わかりやすく解説

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蔵前仁一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 05:35 UTC 版)

蔵前 仁一(くらまえ じんいち、1956年1月2日 - )は日本のイラストレーター旅行作家編集者装幀家

来歴

鹿児島県生まれ。実家は鹿児島・霧島温泉にある1917年(大正6年)創業の老舗旅館。現在は旅行人山荘として営業している。鹿児島県立鶴丸高等学校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。

インド旅行の体験を楽しいイラスト入りでまとめた『ゴーゴー・インド』(凱風社)でデビュー。 1990年代にヒット作を連発。若い旅行者から支持を得た。

バックパッカーを対象とした月刊誌『旅行人』(のちに季刊、さらに年2回刊に)を主宰したが、同誌は2011年12月発売号をもって休刊。編集長を務めた『旅行人』からは、岡崎大五グレゴリ青山宮田珠己田中真知大倉直らの若手作家が登場した。

作品リスト

  • 『ゴーゴー・インド』(凱風社) 1986
  • 『ゴーゴー・アジア』(凱風社) 1988
  • 『世界の果てまで行きたいぜ!』(旅行人) 1998
    • 『新ゴーゴー・アジア』上・下(旅行人) 1998
  • 『ホテルアジアの眠れない夜』(講談社) 1989、のち文庫
  • 『ゴーゴー・アフリカ』上・下(凱風社) 1993
  • 『旅ときどき沈没』(講談社) 1994、のち文庫
  • 『旅で眠りたい』(旅行人) 1996、のち新潮文庫
  • 『沈没日記』(旅行人) 1996
  • 『インドは今日も雨だった』(講談社) 1997、のち文庫
  • 『旅人たちのピーコート』(講談社) 1998、のち文庫
  • 『各駅停車で行こう』(旅行人) 1998
  • 『世界が私を呼んでいた!』(旅行人) 2000
  • 『スローな旅にしてくれ』(幻冬舎文庫) 2001 - 『沈没日記』の加筆・文庫化
  • 『いつも旅のことばかり考えていた』(幻冬舎文庫) 2003 - 『各駅停車で行こう』の加筆・文庫化
  • 『世界最低最悪の旅』(幻冬舎文庫) 2003
  • 『人生を変える旅』(幻冬舎文庫) 2003 - 『世界の果てまで行きたいぜ!』と『世界が私を呼んでいた!』に加筆、再編集し文庫化
  • 『わけいっても、わけいっても、インド』(旅行人) 2009
  • 『あの日、僕は旅に出た』(幻冬舎文庫) 2013
  • 『よく晴れた日にイランへ』(旅行人) 2016
  • 『テキトーだって旅に出られる!』(産業編集センター、わたしの旅ブックス) 2018
  • 『インド先住民アートの村へ』(旅行人)2019 - 写真集
  • 『失われた旅を求めて』(小川京子写真、旅行人) 2020

関連項目

  • ぱふ - 漫画情報誌。蔵前によって命名された[1]

脚注

  1. ^ 『COMIC BOX』1989年5月号、p.110。

外部リンク




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