蔭洲升町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:03 UTC 版)
名前どおりに、インスマスを日本に置き換えた地名。昔は豊漁だったが、1990年代初頭現在では老人ばかりの、死んだ港町。最寄りの駅は赤牟(あかむ、あーかむ)。港町王港(おうみなと)と温泉地壇宇市(だんう)の合間に位置する。 路上には魚が雑に打ち捨てられているが、鳥も猫もいない。藤宮姓が多い。藤宮食堂は得体のしれない魚料理を出し、藤宮旅館は既に廃業しており、郷土資料館では藤宮伊衛門の写真を展示する。土着の原始宗教と外来仏教が習合した「陀金様(ダゴンさま)」という独自の宗教観を有する。 ノベライズ版によると、東北地方と示唆されている。インスピレーション元は南房総で、ロケ地は福島県いわき市。 後に朝松健が創造した土地「夜刀浦」は、南房総に設定されており、かつ近隣に王港や赤牟があるとされている。
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