蓮乃(はすの)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:20 UTC 版)
直衛の義姉であり幼馴染。直衛にとって、生涯唯一の崇拝・畏敬・愛情の対象。東洲内乱で孤児となり、その際同じく孤児となった直衛と出会う。直衛よりも年嵩であり、彼と違ってある程度は両親の記憶がある。幼い直衛と共に生活していたところを駒城親子に拾われ駒城家の育預として育てられる。駒城家での生活の中で直衛の異常性に気が付き、一時期距離を取るようになり彼のことで保胤と相談していくうちに仲を深め、のちに保胤の愛妾(事実上の正妻)となる。一方で直衛から離れ、目を放したことに後悔もしている。ある時、保胤が数日間にわたって家を空けていた際に直衛の部屋へ忍び込み驚かせようという悪戯をしたが、結果として、軍役明けで禁欲状態だった直衛にレイプされる。直衛を弟としてではなく女として愛してしまう自分を嫌悪し、特に戦乱が始まってからは直衛に辛く当たり後悔することも多い。皇都内乱終結の直前、俊兼に、駒城屋敷の人間共々殺害されてしまう。プロローグの麗子の手紙によれば、「歴史上の人物になった」とのこと。
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