蒼光院とは? わかりやすく解説

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蒼光院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 00:47 UTC 版)

蒼光院
各種表記
チョソングル 창광원
漢字 蒼光院
発音 チャングァンウォン
日本語読み: そうこういん
MR式
英語表記
Ch’anggwangwŏn
Changgwangwon Health Complex
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蒼光院[1][2](そうこういん、チャングァンウォン、朝鮮語: 창광원英語: Changgwangwon Health Complex)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌直轄市中区域[1]千里馬通り(: 천리마거리)に位置する、4階建ての特権階級向け総合ヘルスセンター保養施設である。

風光明媚な普通江の畔に位置し、17階建ての普通江ホテル[3][4]の隣に立地する。

歴史

北朝鮮国家主席金日成自らが「一流の衛生文化福利施設を民衆へ」という呼びかけのもと普通江の河畔を選び、建築図案の審議などを行った。

1980年3月に完成、営業開始。その後、北朝鮮では各地で同類のヘルスセンターが次々と開設された。外国人観光客に人気のスポットでもある。

設備

敷地面積は50,000m2以上で、4階建ての建物内は、延床面積380,000m2、すべての水源は濾過消毒されている。入浴施設部分は円形の平面4階建てとなっている[1]

営業時間

毎日午前10時から午後6時まで。但し水曜日は施設全体の消毒のため、休業。

費用

2002年6月時点では入場無料で、サービス項目ごとの使用料課金システムとなっている。

参考

平壌直轄市には、この他に総合ヘルスセンターが二箇所存在する。
  • 楽浪院:平壌南部・楽浪洞の「楽浪院」にある。(2000年11月開業)
  • 御恩院
平壌以外に立地する施設

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 북한지역정보넷 - 창광원(蒼光園)” [北朝鮮地域情報ネット - 蒼光院(蒼光園)] (朝鮮語). 平和問題研究所(평화문제연구소). 2018年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月24日閲覧。
  2. ^ 朝鮮語で《》は “院” とも “園” とも漢字転写されるため「蒼光園」とも表記される。
  3. ^ 호텔 - 보통강호텔(평양)” [ホテル - 普通江ホテル(平壌)] (朝鮮語). NKchosun. 조선일보 동북아연구소(朝鮮日報・北東アジア研究所). 2018年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月25日閲覧。
  4. ^ 朝鮮の観光案内 > ホテルのご案内”. chugai-trv.co.jp. 中外旅行社 (2017年). 2018年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月30日閲覧。
  5. ^ 李春姬は勞力英雄であると共に、北朝鮮アナウンサーの「放送員」「功労放送員」「人民放送員」の3段階格付のうち最高位にあたり6名しか現存しないとされている「人民放送員인민방송원)」の1人と称されており、当然のことながら彼女は北朝鮮で最高の待遇を受ける『特権階級』の一員である。

外部リンク

座標: 北緯39度1分13.2秒 東経125度43分45.9秒 / 北緯39.020333度 東経125.729417度 / 39.020333; 125.729417




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