葉山 貴司(はやま たかし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 07:52 UTC 版)
「ナラタージュ」の記事における「葉山 貴司(はやま たかし)」の解説
泉が通っていた高校の教師。演劇部の顧問をしている。三十二歳だが年齢より若く見える。母子家庭育ち。泉が高校三年の時に世界史の教師として赴任して来た。泉の担任ではなかったがクラスで孤立していた泉を気にかけており、演劇部にも誘っていた。妻とは別居中で、嫁姑の関係が上手く行かず精神に異常をきたし放火事件を起こしてしまったことが原因。泉には別れたと話していたが実際は籍を抜いておらず、部屋には妻との写真や私物が残っていた。夫婦関係をやり直すことも別れることもできないまま苦しんでいたが生徒であった泉の存在に救われ、お互い依存するようになっていた。泉と曖昧な関係を続けていたが、物語終盤で別居中の妻とやり直すこと、他の学校に異動することを決める。
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