きくいも (菊芋)












●アメリカ中部のグレートプレーンズ(Great Plaines)が原産です。わが国へは江戸時代の末期に渡来しました。塊茎にはイヌリンが含まれるため、果糖やアルコールの原料、家畜の飼料として世界各地で栽培されています。わが国では現在、ほとんど栽培されていません。高さは1.5~3メートルになり、9月から10月ごろ、黄色い花を咲かせます。「いぬきくいも」ときわめて似ていて区別が難しいですが、鋸歯が比較的大きいこと、総苞がより短くて反り返ること、舌状花が10~20個で、先端が3~5浅裂などの特徴があります。
●キク科ヒマワリ属の多年草で、学名は Helianthus tuberosus。英名は Jerusalem artichoke。
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