荒木浩 (国文学者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 荒木浩 (国文学者)の意味・解説 

荒木浩 (国文学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 07:12 UTC 版)

荒木 浩(あらき ひろし、1959年10月 - )は、日本日本文学者国際日本文化研究センター名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(文学)。専攻は古代・中世文学。

荒木 浩あらき ひろし
人物情報
生誕 1959年(65 - 66歳)
日本新潟県
国籍 日本
出身校 京都大学文学部
京都大学大学院文学研究科
学問
研究分野 日本古代・中世文学
研究機関 愛知県立大学
大阪大学
国際日本文化研究センター
学位 博士(文学)(京都大学)
学会 ジャパン・パスト&プレゼント
ヨーロッパ日本研究協会
日本仏教綜合研究学会
仏教文学会
説話文学会
中世文学会
主な受賞歴 第18回日本古典文学会賞
テンプレートを表示

来歴・人物

新潟県出身。1982年[1]京都大学文学部国語学国文学専攻卒業。1984年京都大学大学院文学研究科国語学国文学専攻修士課程修了。1986年同博士後期課程中退、愛知県立女子短期大学講師兼愛知県立大学講師、1990年助教授。1992年大阪大学教養部助教授、94年大阪大学文学部助教授、99年同文学研究科助教授、2006年教授、2010年国際日本文化研究センター教授。2018年同副所長を兼任(2020年3月まで)。2025年3月末もって、定年退職。同名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。

1992年「〈次弟不同〉の物語-宇治拾遺物語の世界」ほかの研究で第18回日本古典文学会賞受賞。2013年3月「説話集の構想と意匠 今昔物語集の成立と前後」で京都大学より博士(文学)の学位を取得。

著作

単著

  • 『日本文学の二重の顔 <或る>ことの詩学へ』(大阪大学出版会、2007年)
  • 『説話集の構想と意匠 今昔物語集の成立と前後』(勉誠出版、2012年)
  • 『かくして「源氏物語」が誕生する 物語が流動する現場にどう立ち会うか』(笠間書院、2014年)
  • 『徒然草への途 中世びとの心とことば』(勉誠出版、2016年)
  • 『『今昔物語集』の成立と対外観』(思文閣出版、2021年)
  • 『古典の中の地球儀 海外から見た日本文学』(NTT出版、2022年)
  • 『京都古典文学めぐり 都人の四季と暮らし』(岩波書店、2023年)
  • 『方丈記を読む 孤の宇宙へ』(法蔵館文庫、2024年)

校注

編著

  • 『中世の随筆 成立・展開と文体』(竹林舎、2014年)
  • 『夢見る日本文化のパラダイム』(法藏館、2015年)
  • 『夢と表象 眠りとこころの比較文化史』(勉誠出版、2017年)
  • 『古典の未来学: Projecting Classicism』(文学通信、2020年)
  • 『〈無常〉の変相と未来観 その視界と国際比較』(思文閣出版、2025年)

共編著

  • 『デジタル人文学のすすめ』(楊暁捷・小松和彦との共編、勉誠出版、2013年)
  • 『ひと・もの・知の往来―シルクロードの文化学(アジア遊学 208)』(近本謙介・李銘敬との共編、勉誠出版、2017年)
  • 『〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界』(前川志織・木場貴俊との共編、KADOKAWA 2021年)

監修番組

脚注

  1. ^ [1]

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「荒木浩 (国文学者)」の関連用語

荒木浩 (国文学者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



荒木浩 (国文学者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの荒木浩 (国文学者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS