花芽分化

園芸用語辞典

花芽分化

植物は発芽後、葉や茎を大きく成長させ、やがて生殖のために花になる芽を作るようになる。このことを花芽分化という。花芽分化には植物自体の栄養状態と気温、日照時間などの環境が大きく関係する。自然状態での花芽分化期は植物の種類ごとに決まっている。これを人工的に操作して、促成・抑制栽培が行われている。

らん用語集

花芽分化

花芽が形成されること。株の内部組織で起こる変化で、外観ではわからない。栄養生長から生殖生長へと移行する最初の過程。内的条件と外的条件の両方が満たされたとき、花芽が形成される。花成現象。

内的条件	株が開花する大きさ（花熟）に育ち、体内に開花できるだけの養分を 蓄えた状態。
外的条件	温度（高温か低温）、日長（長日か短日）、水分（乾燥か湿潤）などの 環境要因が一定期間続くこと。外的条件はランの種類によって異なる。

花芽【かが】分化

花芽【はなめ】分化。