臭化シアンとは? わかりやすく解説

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シアノゲンブロミド

分子式CBrN
その他の名称シアノーゲンブロミド、Bromo cyanide、Cyanogen bromide、カンピリット、Campilit、臭化シアノゲン、シアノゲンブロミド、Bromocyan、RCRA waste number U-246、TL-822、Bromine cyanideCyan bromideシアン化臭素、臭化シアン、Cyanobromine、Cyano bromide、Cyanic acid bromide
体系名:臭素シアニド、ブロモシアニド、シアノ臭素、シアノブロミド、シアン酸ブロミド


臭化シアン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 01:13 UTC 版)

臭化シアン
cyanogen bromide
識別情報
CAS登録番号 506-68-3 
PubChem 10476
ChemSpider 10044 
EC番号 208-051-2
RTECS番号 GT2100000
特性
化学式 CNBr
モル質量 105.92 g/mol
外観 無色ないし白色の針状結晶
匂い 刺激臭
密度 2.015 g/cm3
融点

52°C

沸点

61.4°C

への溶解度 加水分解
溶解度 アルコールおよびエーテルに可溶[1]
蒸気圧 13 kPa (20°C)
16.2 kPa (25°C)
危険性
EU Index 不燃性
主な危険性 強毒性
NFPA 704
0
4
1
許容曝露限界 5 mg/m3
関連する物質
関連するハロゲン化シアン フッ化シアン
シアン化塩素
ヨウ化シアン
関連物質 シアン化物
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化シアン(しゅうかシアン、: cyanogen bromide)は、分子式 CNBr で表される無機化合物臭素シアン擬ハロゲン化合物であり、生体高分子領域でペプチド合成などにおいて重要な役割を果たす。

構造、性質

一般にCNBrまたはBrCNの化学式で表される。炭素窒素の間は三重結合、炭素と臭素の間は単結合となる。極性を持つが水中でイオン化されないため、極性有機溶媒と水の両方に溶ける。臭化シアンは、シアン化ナトリウムと臭素からジシアンを通じて2段階の合成により生成することができる。

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