自身の新型コロナウイルス感染療養における不適切な転院調整
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 07:37 UTC 版)
「藤井勇治」の記事における「自身の新型コロナウイルス感染療養における不適切な転院調整」の解説
2022年1月30日、38度の発熱があったことから医療機関でPCR検査を受け、新型コロナウイルスの陽性が判明した。当初は自宅で療養していたが、その後肺炎と診断されて市立長浜病院に入院した。その翌4日、市立長浜病院が症状が悪化し、ECMOの治療が必要になったとして滋賀県に転院調整を依頼し、県は転院先として長浜赤十字病院を提示したものの藤井側が拒否し、市立長浜病院は藤井の希望に応じる形で県を経由せず、約70キロ離れた大津市にある滋賀医科大学医学部附属病院に転院させた。県は長浜赤十字病院を含めた3病院間で調整済みと理解していたが、長浜赤十字病院には連絡がなく、病床を空けて待っていたという。また、滋賀医科大学医学部付属病院は当時は満床に近かったという。 この行動に対し県は「勝手に転院を行われると県全体の病床の調整ができなくなる。イレギュラーな手続きだ」と病院側に再発防止を求めたが、市立長浜病院側は「転院について滋賀県に事前に報告しており、適切に対処した」「これまでにも患者の希望に応える形で転院先と調整した例があった。正規の手続きを踏んでいる」としていて、双方の見解が食い違っている。また、藤井側は「入院して治療にあたっている。入院先については公表を控えたい」とコメントした。
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