自殺率に関する問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 15:19 UTC 版)
フィンランド、スウェーデンでは、豊胸手術を受けた女性(乳房再建の為の豊胸術を除く)の自殺率が一般女性と比べ、約3倍高いという調査結果が出ている。アメリカでは一般女性よりも50%増で多く、胸以外の美容整形手術経験者と比べると5倍も多かった。この調査はフィンランド2166人、スウェーデン3521人、アメリカ1万3000人と大規模なものとなっており、注目されている。豊胸手術をする女性の性格傾向との因果関係も示唆されるが、豊胸手術経験者の自殺率が高いということは種々の調査の共通点となっている。 美容豊胸手術に批判的な団体「女性と家族のための全米政策研究センター」のダイアナ・ズッカーマン会長は、「手術すると精神衛生が改善されるという正当化のための宣伝文句にのってはいけない。胸に埋め込み手術をしてから、いつも痛みを感じ、罪悪感で苦しんでいる女性が多いことを知るべきだ」と話している。
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