自動実行型の圧縮ファイルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > 自動実行型の圧縮ファイルの意味・解説 

パッカー

別名:自動実行型の圧縮ファイル
【英】packer

パッカーとは、実行形式ファイル実行可能な状態(自己解凍形式)で圧縮するソフトウェアのことである。圧縮することを「パックする」とも言う。共にセキュリティ関連の話題言及されることが比較的多い。

通常のファイル圧縮ソフト圧縮されファイル解凍(展開)を行わなければファイル開いた実行したりすることができない自己解凍形式圧縮され実行ファイルは展開の操作をせずに圧縮ファイルの状態から実行できる

データ圧縮圧縮アルゴリズム用いた符号化により実現される。この符号化データ暗号化の手段として利用しマルウェアスパイウェア等の不正なプログラム悪用する場合がある。圧縮してしまえばセキュリティソフトウェアのパターンマッチング方式検出をかいくぐれる可能性があり、データ量削減できる自己解凍形式ならファイル開こうとすればそのまま実行される利点失われるとがない

パッカーにより圧縮され不正なプログラム検出する機能の例として、トレンドマイクロ提供する「IntelliTrap機能」などがある。


参照リンク
IntelliTrap機能:自動実行型の圧縮ファイル(パッカー)により難読化されたウイルスに対するヒューリスティック(ルールベース方式)検出機能



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「自動実行型の圧縮ファイル」の関連用語

自動実行型の圧縮ファイルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



自動実行型の圧縮ファイルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【パッカー】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS