臨床試験の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:42 UTC 版)
「COVID-19ワクチン」の記事における「臨床試験の状況」の解説
第III相臨床試験では、いくつかのCOVID-19ワクチンが、症候性COVID-19感染症の予防に95%という高い有効性を示している。2021年4月現在、16種のワクチンが少なくとも1つの国の規制当局から一般公衆用として認可を受けている。2種類のRNAワクチン(ファイザー-バイオンテック社製ワクチン、モデルナ社製ワクチン)、7種類の従来型不活化ワクチン(BBIBP-CorV、CoronaVac、Covaxin、WIBP-CorV(英語版)、CoviVac、Minhai-Kangtai(英語版)、QazVac(英語版))、5種類のウイルスベクターワクチン(スプートニク・ライト、スプートニクV、オックスフォード-アストラゼネカ、コンビディシア、ジョンソン・エンド・ジョンソン)、2種類のタンパク質サブユニットワクチン(EpiVacCorona、RBD-Dimer(英語版))である。合計すると、2021年3月時点で、308のワクチン候補が様々な段階で開発されており、73件が臨床研究中で、そのうち24が第I相試験、33が第I/II相試験、16が第III相試験となっている。
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