臍 炎とは? わかりやすく解説

臍炎・臍肉芽腫(さいえん・さいにくげしゅ)

臍炎臍炎(さいえん)は新生児期へその緒取れたあとその傷口感染し,おへそとそのまわり赤くなって腫れ赤ちゃん病気です.おへそがじくじく湿っていたり膿や出血みられることがあります悪化する炎症お腹の中に拡がったりばい菌全身回って危険な状態になることがありますので,早いうちに小児科小児外科受診してください.おへその消毒抗生物質軟膏塗った内服薬治療します
へその緒取れたあとおへそが赤く盛り上がってじくじくしたり出血したりすることがあります.これを臍肉芽腫さいにくげしゅ)といいます(図).一般的には切除したり,硝酸銀焼灼し治療します
しかし,ときに乳幼児になっても臍炎や臍肉芽腫がなかなか治らないことがあります.そんな場合単純な炎症ではなく深いところに原因がある場合あります.その原因には尿膜管遺残出生前にあったおへそと膀胱とのつながりなくならず残ったもの),卵黄のう遺残(おへそと腸のつながり残ったもので,つながりの腸側だけが残ったものメッケル憩室)などが考えられます.これらの場合手術をして原因取り除かないいつまで治らないものです.
おへそのじくじくや肉の盛り上がりがなかなか良くならないときは小児外科医ご相談ください




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