脳内の神経回路網のつながりの差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 07:13 UTC 版)
「性差」の記事における「脳内の神経回路網のつながりの差異」の解説
和歌山県立医科大学の金桶吉起教授らは、2012年から約5年間にわたり、国内の大学生200人の脳にMRI調査を行った。脳の内部で互いに情報を交換している神経回路網(ネットワーク)のつながりが個人差や疾患によって異なることに注目した結果、男性は前頭葉でつながりが強く、女性は後頭葉のつながりが強いことが分かった。また、女性の場合は脳のネットワーク構造が月経周期によって変化することも判明した。その変化は、頭痛や不安感、イライラなど月経前の症状が強い場合は大きいとしている。
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