脇ダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 02:32 UTC 版)
漢那福地川中流部の南東側は標高が低く、貯水量を確保するために脇ダムが設けられた。脇ダム周辺の地質に国頭礫層が含まれており、地盤強度が十分でないことからロックフィルダムが採用された。また、ダム表面の傾斜は上流側1:3.1、下流側1:2.1であり、福地ダムなどと比較して緩やかになっている。また、国頭礫層は水を通しやすいため特殊な止水工法が用いられている。ダムの位置は、漢那福地川の河道と沖縄自動車道のどちらにも干渉しないよう両者のほぼ中間に設定された。 脇ダムは沖縄自動車道に平行する配置となっているため、高速道路を走る車両からの景観にも配慮されている。ダム上部には自然石を貼付した台形の高欄と鎖が設置され、照明灯は下流側(沖縄自動車道側)に配置されている。照明灯はガス灯風の吊り下げ型となっている。 脇ダム遠景 脇ダム近景
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