肺分画症/とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 疾患 > > 肺分画症/の意味・解説 

肺分画症

肺分画症とは,正常の空気通り道交通のない肺で,肺動脈ではなく大動脈からの血液栄養される異常な肺のことをいいます.正常の肺の中にあるものを肺葉内肺分画症,正常の肺とは別個に外にあるものを肺葉外肺分画症とよびます.肺のできる過程でおきた病気悪性ではありません.

無症状で,健康診断撮影されレントゲン写真で偶然発見されることもありますし,発熱,咳,喀痰呼吸困難などの肺炎症状診断されることもあります

最近は生まれ前に超音波検査で見つかることもあります.ほとんどは出生後にきちんと検査してから治療すれば問題ありませんが,胎児肺葉外肺分画症では胸水大量に貯留し胎児治療必要になることもありますまた,病変大き場合には産まれてすぐに治療必要になることもありますので,胎児診断され場合には小児外科医のいる周産期センターでの精査お勧めします.

治療外科的切除です.肺葉内肺分画症では,病気部分の肺を含む肺葉取ります肺葉外肺分画症では病気部分の肺だけを取ります肺炎合併しているときは,まず抗生剤による治療先に行い感染コントロールしてから手術行います





肺分画症/と同じ種類の言葉

このページでは「小児外科の病気」から肺分画症/を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から肺分画症/を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から肺分画症/を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「肺分画症/」の関連用語

肺分画症/のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



肺分画症/のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本小児外科学会日本小児外科学会
Copyright© 1999-2024 Japanese Society of Pediatric Surgeons.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS