美濃まつり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/25 18:46 UTC 版)
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美濃まつり(みのまつり)は、毎年4月に行われる岐阜県美濃市の伝統行事。華やかなピンク色の美濃紙の花みこしで知られる。江戸から明治に制作されたからくり人形の山車6輌や練り物も集まり八幡神社へ練り込む。夕方からは町ごとの若い衆により仁輪加(にわか)が演じられる。
概要
- 五穀豊穣を願って江戸時代から続く春の例祭[1]
- 毎年4月の第2土曜日と翌日の日曜日に開催
- 土曜日に「花みこし」、日曜日に「山車・練り物」、両日夕暮れから「流し仁輪加」
- 会場は八幡神社、うだつの上がる町並み一帯
花みこし
明治33年から登場。濃いピンク色の美濃紙の花を付けた「しない」約300本を屋根に取りつけた花みこし大小30基余りが街を練り歩く。花は毎年一つ一つ手染めで作られる[2]。縦約12センチ、横約9センチの和紙の四隅を染料に浸して染めていく[3]。市指定無形民俗文化財。 https://facebook.com/mino.hanamikoshi.oysar/
山車
- 靱車(うつぼぐるま)- 常盤町:童子姿で踊る猿の顔が突然変化する。市内最大の山車。
- 三輪車 - 殿町:巫女人形が舞い踊る
- 舟山車 - 相生町:人形は神功皇后と竹内宿弥
- 聖王車 - 新町:人形は聖王
- 浦島車 - 泉町:人形は浦島太郎
- 布袋車 - 吉川町:人形は布袋和尚
練り物
山車の間を桃太郎や浦島太郎、花咲かじいさんなどの衣裳を着た練り物が登場
美濃流し仁輪加
仁輪加車を中心とした笛・太鼓・小鼓などの仁輪加囃子を演奏しつつ、町中を巡り、指定の十数箇所で仁輪加を演じる。国選択無形民俗文化財。
脚注
- ^ “うだつの上がる町並みの春彩る 13、14日に美濃まつり”. 岐阜新聞. (2013年4月2日) 2013年8月17日閲覧。
- ^ 美濃まつり(4月第2土曜日、翌日曜日) - 美濃市観光協会
- ^ “花染め、春を待つ 美濃まつりの花みこし準備”. 47NEWS. (2013年1月16日) 2013年8月17日閲覧。
外部リンク
- 美濃まつり - 美濃市
- 美濃市花みこしおいさー!
- にわかとは - 美濃市観光協会
- 美濃まつり 花みこし - YouTube - 美濃市観光
- 美濃まつり 山車・練り物 - YouTube - 美濃市観光
- 美濃まつり 美濃流し仁輪加(にわか) - YouTube - 美濃市観光
- 岐阜県美濃市「美濃祭り」 - 尾張の山車まつり
美濃まつり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 22:58 UTC 版)
「八幡神社 (美濃市)」の記事における「美濃まつり」の解説
4月第2土・日曜日に開催される当神社の例祭で、かつては「上有知まつり」と呼称していた。6輌の軕(山車)(江戸時代から明治時代の製作。いずれも岐阜県の重要有形民俗文化財)が曳かれる。美濃和紙で花をあしらった花みこしや国の選択無形民俗文化財である仁輪加(平成8年(1996年)11月28日指定)が行われる。平成9年8月27日に花みこしを含めて美濃市の無形民俗文化財に指定された。
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