羌・氐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 10:16 UTC 版)
漢代より羌・氐の名でチベット系と思われる民族の記述がみられる。羌の源は姜氏(炎帝)で氐は蚩尤の裔と言われる。羌族は中央アジア東部から中国の西北部外縁にかけて移動生活する遊牧民であり、後代の文献資料や言語学の研究から、紀元0年前後にチベット高原南部から進入したチベット人の祖となる部族集団が、東北部から中央部へと進出し定住したと考えられている 。遊牧民の進入と定住は6世紀まで断続的に続き、チベット中央部に多くの君主制国家が形成された。
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