線エネルギー付与とは? わかりやすく解説

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線エネルギー付与

線エネルギー付与(LETLinear Energy Transfer)とは、エネルギーをもった粒子あるいは荷電した粒子物質中を通過する際、飛跡沿って単位長さ当り失うエネルギーのことであり、単位はkeV/μmなどが用いられる一般に線エネルギー付与は放射線荷電2乗比例して増加し粒子速さにほぼ反比例するX線ガンマ線のように電磁波物質との相互作用程度小さくLET小さいものを低LET放射線といい、中性子線アルファ線のように粒子質量大きくて物質相互作用しやすくLET大きいものを高LET放射線という。低LET放射線には、ガンマ線X線電子線などがあり、高LET放射線には、陽子重陽子アルゴンネオンなどの重イオン、負π中間子中性子線などがある。


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