総合化学メーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:09 UTC 版)
総合化学メーカーは一般的に基礎原料から川中、川下の各種製品までの一貫生産を行う企業のことを指す。エチレンセンターを保有する企業に限定して呼ぶ場合もあるが、歴史的経緯等から以下の企業を総合化学メーカーと呼ぶ場合が多い。 三菱ケミカルホールディングス (3兆5,805億円/866億円/5兆1,321億円)※ 国内最大手 住友化学 (2兆2,258億円/544億円/3兆6,503億円) 旭化成 (2兆1,516億円/1,039億円/2兆7,980億円) 三井化学 (1兆3,390億円/379億円/1兆4,801億円) 昭和電工 (9,065億円/731億円/1兆0,764億円)※ 2019年(令和元年)12月期 東ソー (7,861億円/556億円/8,866億円) UBE (6,679億円/230億円/7,273億円) カネカ (6,015億円/140億円/6,533億円) デンカ (3,808億円/210億円/5,014億円) トクヤマ (3,161億円/199億円/3,834億円) JNC (596億円/1億円/631億円) 平成初期までは総合化学大手として三菱化成(現:三菱ケミカル)、住友化学、昭和電工、宇部興産 (現:UBE)、三井東圧化学(現:三井化学)の5社を指す場合が多かった。また、化学工業日報社が発行する化学工業日報(日刊)や化学経済(月刊)、みずほコーポレート銀行が発行するみずほ産業調査では、上記5社に旭化成、東ソーを加えた7社を総合化学大手としている。近年では、各社の事業再編等の結果、三菱ケミカルホールディングス、住友化学、旭化成、三井化学、東ソーを総合化学大手5社として括る場合も多い。
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