統計用語と手法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/14 03:20 UTC 版)
「ジョン・テューキー」の記事における「統計用語と手法」の解説
テューキーは、その後広く使われるようになった統計用語を多数生み出したが、以下の最も有名な2つの用語は計算機科学に関するものである。 ジョン・フォン・ノイマンと共同でコンピュータの設計に関わっていたとき、"binary digit" を短縮して "bit" という造語を生み出した。"bit" という用語は、1948年のクロード・シャノンの論文『通信の数学的理論』で早くも使われている。 "software" という用語は Paul Niquette が1953年に作ったと主張しているが、印刷物でこの単語が最初に見られるのは1958年のテューキーの論文(American Mathematical Monthly 誌)であり、テューキーの考案した用語とする人もいる。 テューキーはまた、仮説検定(確証的データ解析)ばかりが重視されている風潮に反対し、探索的データ解析 (EDA) も重要だと提唱した。彼はこれらの解析手法を分離したほうがよいと信じていたが、自然科学ではそれが問題を生じることがあり、そのような状況を uncomfortable science と名付けた。
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