結晶磁気異方性とは? わかりやすく解説

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結晶磁気異方性

【英】:Magneto Crystalline Anisotropy

物質磁気的性質、特にその物質の磁化安定性結晶方位によって異なることを言う。電子構造物質構成元素種類だけでなく結晶方位にもよることに起因する第一義的には、自発磁化向き易さ結晶方位依存することを意味するが、保磁力着磁特性等が結晶方向によって異なることを意味する場合もある。Fe単結晶では、[100]方向は[110]、[111]方向より磁化されやすく、Niでは[111]方向が[110]、[100]方向より磁化されやすい。磁化され易い結晶方位磁化容易軸方向)と呼び反対に磁化困難な方位磁化困難軸方向と言う

結晶磁気異方性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/15 08:36 UTC 版)

磁気異方性」の記事における「結晶磁気異方性」の解説

結晶磁気異方性とは、磁性体結晶特定の方向磁化容易方向または磁化困難方向存在する性質のことである。その主たる起源としては、スピン軌道相互作用挙げられる

※この「結晶磁気異方性」の解説は、「磁気異方性」の解説の一部です。
「結晶磁気異方性」を含む「磁気異方性」の記事については、「磁気異方性」の概要を参照ください。

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