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俵好夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 14:35 UTC 版)

たわら よしお
俵 好夫
死没 2024年2月13日(91歳没)
日本宮城県仙台市
住居 日本宮城県仙台市
国籍 日本
教育 理学博士1967年
出身校 大阪大学理学部
東北大学大学院理学研究科
職業 物理学者
団体 松下電器産業1959年 - 1975年
信越化学工業1976年 - 1998年
著名な実績 サマリウムコバルト磁石の発明
代表作 『希土類永久磁石』(1999年
家族 長女:俵万智
受賞 日本磁気学会出版賞(2007年
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俵 好夫(たわら よしお、1932年又は1933年 - 2024年2月13日)は、日本物理学者希土類磁石の研究者。長女は歌人俵万智

来歴

1957年大阪大学理学部物理学科卒、1959年東北大学大学院理学研究科修士課程修了、1967年「金属間化合物Fe5Ge3およびMn5Ge3の結晶磁気異方性の研究」で理学博士。1959年松下電器産業入社、1975年退職、デイトン大学客員研究員、1976年信越化学工業入社、1998年退職。磁性材料研究所所長、コーポレートリサーチセンター所長を歴任。

1999年大橋健共著『希土類永久磁石』(森北出版)を刊行、2007年日本磁気学会出版賞を受賞。俵が発明したサマリウムコバルト磁石は1970年から1980年ごろまで世界で一番強い磁石であったが、その後ネオジム磁石にその地位を譲った。

2024年2月13日、老衰のため宮城県仙台市の療養施設で死去。91歳没[1][2]

人物

回顧記「あさき夢みし」(日本磁気学会『まぐね』2011)の末尾には、娘の短歌が二首引用されている。

東北の博物館に刻まれし父の名前を見届けに行く 『サラダ記念日
ひところは「世界で一番強かった」父の磁石がうずくまる棚 同

脚注

参考




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