結合探索
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/06 06:21 UTC 版)
結合探索とは、目標となる刺激が単一の視覚的特徴で定義されるのではなく、2種かそれ以上の特徴の組み合わせによって定義される状況での探索のことである。例えば、青色の四角とオレンジ色の三角のなかからオレンジ色の四角を探索する場合である(例を見よ):"オレンジ"あるいは"四角"といった単一の特徴では、探索の目標をひとつだけ探し出すことはできない。 結合探索は一般には非効率的であり、課題を遂行するのに必要な時間は、妨害刺激数に線比例して増加する。こうした探索時間の性質は、あたかも被験者が刺激中の探索アイテムを1つずつ検討しながら、目標刺激であるかどうかを決断しているようであるので、"逐次探索"とよばれる。
※この「結合探索」の解説は、「視覚探索」の解説の一部です。
「結合探索」を含む「視覚探索」の記事については、「視覚探索」の概要を参照ください。
- 結合探索のページへのリンク